山内直美の作品





「なんて素敵にジャパネスク」／白泉社・花とゆめコミックス全１１巻／同ポケット文庫全６巻

元々は集英社コバルト文庫で「氷室冴子」さんが出版された作品を漫画化した物です。舞台は平安時代で大納言家の瑠璃姫が主人公。
瑠璃姫は幼い頃の初恋を貫き生涯独身を公言しているのだが、姫の父（つまり大納言）は１６歳にもなって結婚しないのは情けない事と、二人は毎日のように言い争いをしている。
そこから色々な騒動が起こり、ちょっとしたキッカケで幼馴染の高彬と婚約、いよいよ結婚となるがお互いナカナカ素直になれずにいるうちに騒動が起こり、結婚はお預けに・・・。
騒動を解決しようとした瑠璃姫はある陰謀に巻き込まれ、大変な事に・・・！！！
しかも騒動を解決した後には時の東宮までが瑠璃姫にチョッカイを出す始末・・・。
二人の結婚自体が暗礁に？二人の未来は一体どうなるのやら・・・。そして大納言が心を落ち着けて過ごせるのは何時になるのか。
後に出会う初恋の相手「吉野の君」の変貌にショックを受ける瑠璃姫・・・。そして美吉野の感動のシーンは今だに忘れられません。
あのシーンに涙した読者も多いのではないでしょうか・・・？
なお、漫画は最初に小説のジャパネスク１・２とジャパネスクアンコールと続アンコールの計４冊分が実現しました。
その後のジャパネスク３〜８（帥の宮編）は、後から連載が開始されました。
ちなみに林檎星は藤宮（ふじのみや）様と大皇の宮様がスキ・・・理屈は無いのですが、結構イイ味です。
画集も出ています！

他にも「ざ・ちぇんじ」他、多数の作品が両者のコンビによって漫画化されています。